


- 2002年 ベルリン国際映画祭正式出品
- 2002年 トロント国際映画祭正式出品
イントロ | ストーリー
『モンティ・パイソン』シリーズ、『未来世紀ブラジル』『バロン』『12モンキーズ』など、圧倒的な映像世界とストーリーテリングで観るものを魅了してきた、鬼才テリー・ギリアム監督。彼が長年の夢であったドン・キホーテの物語の映画化『The Man Who Killed Don Quixote』に挑み、挫折するまでを捉えたドキュメンタリー。
映画の主演は人気絶頂だったジョニー・デップ。共演に当時のデップの私生活のパートナーだったヴァネッサ・パラディ。さらに、フランス映画界の重鎮である故ジャン・ロシュフォールが名を連ね、輝かしい成功が約束されているように思われた、テリー・ギリアム版「ドン・キホーテ」だったが、突然の雷雨とともに、映画の運命は瞬く間に暗転していく…。大洪水によるセットの崩壊、大粒の雹による撮影機材の破損、上空を飛び交うNATO軍F-16戦闘機、そしてドン・キホーテを演ずるロシュフォールを襲う重病…。
総製作費50億円を投入したこの空前の超大作だったが、わずかクランクイン6日目にして製作は頓挫に追い込まれたのだった。一体現場で何が起こったのか?ナレーションに名優ジェフ・ブリッジスを据え、その謎が遂にべ―ルを脱ぐ!
キャスト
ジョニー・デップ
- 「パイレーツ・オブ・カリビアン」(03・06・07・11・17)
- 「ショコラ」(00)
ヴァネッサ・パラディ
- 「橋の上の娘」(99)
ジャン・ロシュフォール
- 「リディキュール」(95)
- 「パリ空港の人々」(93)
テリー・ギリアム
- 「12モンキーズ」(95)
- 監督作「未来世紀ブラジル」(85)
ジェフ・ブリッジス
ナレーション
- 「ビッグ・リボウスキ」(98)
- 「フィッシャー・キング」(91)
スタッフ
キース・フルトン&ルイス・ペペ
監督
ルーシー・ダーウィン
製作
ジェイコブ・ブリッカ
編集
ミリアム・カトラー
音楽
テリー・ギリアム
絵コンテ