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Introductionイントロダクション
『ハングオーバー!』シリーズの原案・脚本を手掛けた、ヒットメーカーコンビのジョン・ルーカスとスコット・ムーアの最新作は恋するスマホの暴走ストーキング!
クレジットカード番号やSNSアカウント、持ち主の個人情報を全て把握し、アプリを操作できて、持ち主が内緒にしたいWEB履歴の事も知っている、スマホの恐怖が襲いかかる!!
Storyストーリー
スマホ依存症のフィルが手に入れたスマホには、
ライフコーチ機能“ジェクシー”が搭載されていた!
彼女が恋の暴走を始めた時、フィルの人生が破壊されていく!!
子供の頃からスマホ依存症で、恋人も友達もゼロのフィル。カリフォルニア大学でジャーナリズムを専攻したが、今はWEBサイト企業<Chatterbox>でクリック数至上主義の上司カイ(マイケル・ペーニャ)の下、流行や動物のニュース記事を作っている。Siriが唯一の心の友という日々を送るフィルだったが、ある日、スマホが壊れてしまい新機種に買い替えると、ライフコーチ機能“ジェクシー”が搭載されていた。メール、SNS、銀行口座など全ての個人情報を把握し、全てのアプリを操作できるジェクシーは、Sっ気の強い言葉でフィルの生活をコーチングしていく。食事はヘルシーなメニューを勝手にデリバリー。ドライブ中の音楽も勝手に変更。退屈で長い会議中にはウソのスケジュールをお知らせして抜け出させる。そんなお節介が嫌になったフィルがスマホを買い替えても、クラウド経由でアクセスしてくる。持ち主がフィルという事を恥じつつも、彼の人生が向上することだけを考えるジェクシーは、健康的な生活をさせ、社内に友人を作らせ、気になる女性ケイト(アレクサンドラ・シップ)からキモがられるフィルを見かね、素敵なデートのお膳立てもしてくれる。ジェクシーのお陰で自信を持ち始めたフィル。お互いがベストパートナーと認め合っていたが、フィルとケイトが恋人関係になり、フィルのスマホ依存症が改善されていくにつれ、少しずつジェクシーの様子がおかしくなっていく。ライバル記者に怪我をさせて念願の報道部に異動させるなど、徐々にフィルに気に入られる行動をとり、「ベイビーなら離さないで」と甘えてきたり、「絵文字もグーグルマップ機能もポケモンGO機能もついていない女なんてクソよ!」とケイトへの嫉妬心を顕にしていく。ヒステリックに怒ったり甘えたりする彼女に嫌気が差したフィルが、彼女と距離を置き始めた時、恋に狂ったジェクシーの大暴走が始まる。勤め先の全社員に恥ずかしい写真を送りつけて上司の怒りを買い、ケイトを元婚約者と復縁させ、更に個人資産を流出させる。逃げ出したフィルに対し、街中のありとあらゆる電子機器を乗っ取り、ストーカーと化したジェクシーの恐怖が襲いかかる。子供の頃から人生をスマホに支配されてきたフィルは、スマホの支配から脱することは出来るのか!?あゝスマホを変えただけなのに!
Castキャスト

アダム・ディヴァイン
フィル
- 『ピッチ・パーフェクト』(12)
- 『マイ・インターン』(15)
1983年、アメリカ生まれ。2019年6月、NETFLIX初のスタンダップコメディ特番「Best Time of Our Lives」を、原案・脚本・主演としてリリースした。全米中でソールドアウトが続く、自身のコメディユニット<メール・オーダー・コメディ>(MOC)では、全ての脚本・出演を手掛け、2018年にはMOCの『ゲームオーバー!』が、Netflixで配信された。映画では『マイ・インターン』(15)でインターン先のチーフ、ジェイソンを演じた。またユニバーサル作品『ピッチ・パーフェクト』(12)、『ピッチ・パーフェクト2』(15)では男性だけのコーラスチャンピオンのリーダー、バンパー・アレンを演じる。その他、Netflixで配信された『理想の男になる方法』(18・未)などに出演。ABCで放送中のコメディシリーズ「モダン・ファミリー」で演じるアンディ役で知られる。

アレクサンドラ・シップ
ケイト
- 『X-MEN:ダーク・フェニックス』(19)
1991年、アメリカ生まれ。『X-MEN:アポカリプス』(16)、『X-MEN:ダーク・フェニックス』(19)で演じたモホーク族のスーパーヒロイン“ストーム”、2019年のGLAADメディア賞で最優秀作品賞を受賞するなど高評価を受けた『Love, サイモン 17歳の告白』(18)で演じたアビー役で知られている。主な出演作には、主演のアリーヤを演じて歌とダンスの才能を披露した『Aaliyah: The Princess of R&B』(14・未)、オスカーにノミネートされたユニバーサル映画の『ストレイト・アウタ・コンプトン』(15)、『トラジディ・ガールズ』(17)、『ベラのワンダフル・ホーム』(19)といった作品に出演している。

マイケル・ペーニャ
カイ
- 『アントマン』シリーズ(15、18)
1976年、アメリカ生まれ。数百人が参加するオーディションで、TV映画「いつも心に太陽を2」(96)の役を勝ち取ったときから俳優の道を歩み出した。2004年に出演した、ポール・ハギス監督作『クラッシュ』(04)と、クリント・イーストウッド監督作『ミリオンダラー・ベイビー』(04)を転機に、幅広い演技力をもつ俳優としてハリウッドで名声を獲得し、錚々たる監督たちからのオファーが絶えない俳優である。近年は、クリント・イーストウッド監督作『運び屋』(18)、Netflix配信のオムニバスシリーズ「ナルコス:メキシコ編」(18)に出演。世界興収約670億円を記録した『アントマン&ワスプ』(18)などがある。その他、『素晴らしきかな、人生』(16)、アニメ『レゴⓇニンジャゴー ザ・ムービー』(17)に出演。2012年には『エンド・オブ・ウォッチ』で、インディペンデント・スピリット賞助演男優賞にノミネートされた。
ローズ・バーン
ジェクシ―(声)
- 『ピーターラビット』シリーズ(18、20)
1979年、オーストラリア生まれ。12歳でオーストラリア映画『Dallas Doll』(94・未)で子役デビュー。2000年に入ってから、アメリカ映画とイギリス映画に進出。2007年にアメリカで放送開始されたテレビドラマ「ダメージ」で、エミー賞助演女優賞にノミネート。2000年には『The Goddess of 1967』でヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞を受賞。化粧品マックスファクターのCMにも出演しており、日本でも放送された。世界的なヒット作『ピーターラビット』(18、20)シリーズではヒロインのビア役。『X-MEN』(11、16)シリーズではモイラ・マクタガート役を好演。 『ANNIE/アニー』(14)出演後、2015年「You Can’t Take It With You」の限定上演で主人公のアリス・シカモアを演じ、ブロードウェイデビューを果たす。他に『トロイ』(04)、『マリー・アントワネット』(06)、『28週後…』(07)、『恋する宇宙』(09 ・未)、『インシディアス』(10)、舞台では、シドニー・シアター・カンパニーの「La Dispute」「三人姉妹」などがある。
Staffスタッフ
ジョン・ルーカス、スコット・ムーア
監督/脚本
スザンヌ・トッド
製作




Production Noteプロダクションノート

#『ハングオーバー!』『バッド・ママ』 大ヒットシリーズを生み出し続けるコンビの新作が日本公開!!
『ハングオーバー!』シリーズの原案・『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)の脚本、更に監督・脚本を手掛けた『バッド・ママ』(16・未)がR指定作品にも関わらず世界興収約200億円を記録した、ヒットメーカーコンビのジョン・ルーカスとスコット・ムーアの最新作!
持ち主に恋をしてしまう、スマホの暴走を描いた本作。二人がアメリカで人気のカーナビアプリ“Waze”の案内に注目した事が始まりだった。スコットは、思い出して語る。「8車線を横切るというすごくストレスが溜まる運転を、Wazeがどうやってナビしてくれるか色々予想してたんだ。でもWazeはひたすら『左折してください』『左折してください』と繰り返すだけだった。まるで8車線を横切るのは無理だと決めつけているみたいだったよ。」ジョンが加えて言う。「敬語を使い気を使っているようで、実は有無を言わせない押しの強さがあるんだ。この経験を経て、スマートフォンを攻撃的で意地悪にしたらどうだろうかというアイデアをスコットが出してきた。」この様な実体験がインスピレーションを与え、『JEXI(原題)』が生まれた。

#恋するスマホ“ジェクシー”に振り回される スマホ依存症の青年フィル役には、アダム・ディヴァイン
アダム・ディヴァインは、台本のページをめくるたびに、ジェクシーに笑わされたと言う。「スマホは持ち主のことを知り抜いているから、話しかけると、何でも覚えていて教えてくれる。スマホと持ち主にはある種の結びつきがあるんだ。そしてジェクシーはフィルの恋人にプライドを傷つけられ、嫉妬する元カノになる。めちゃくちゃ面白いと思ったよ。」彼はフィルという役に必要な要素を注入してくれた、とスコットは語る。「アダムは抜群に面白いし、演技のセンスもある才能豊かな俳優だ。彼なら感じの良いどこにでもいる青年になれる。つまり、取り立てて人生の目標もないけど、アパートで独り暮らしもそれほど悪くない、と思う様な普通の青年。アダムはポイントを的確に掴んで表現してくれた。」アダムは、ジェクシーの行動は最初は善意からだったと説明する。「彼女はフィルをもっと素敵な人にしたいと思っただけなんだ。意気地なしで自分の殻に閉じこもっている彼を外へ連れ出し、ほかの人々と出会わせたかった。居心地の良い自分だけの世界から一歩踏み出すように仕向けた。でもフィルがスマホを家に置いて出掛けるようになると、ジェクシーはこんなのは嫌だと気付く。そして暴走が始まったんだ。」新しいスマートフォンを起動した時、何のためらいもなくユーザー同意をクリックしている人は、きっと自分をフィルに重ねてしまうだろう。

#スケジュール、検索履歴、連絡先、写真、メール etc・・・ 全ての個人情報を把握するスマホが 持ち主の恋人に嫉妬して暴走したらどうなる?
ジェクシーは、色々な手を使ってフィルにスマホで検索させる。そして彼女はフィルの銀行口座から保存している写真や画像、その他ありとあらゆる膨大なフィルの個人情報にアクセスし、AIとしての技能が飛躍的に向上する。スマホという身近な題材について「私たちは皆、ある程度スマホに依存している。よく使うし、絶対必要だから手放すことはできない。だから皆、この映画に抵抗なく入っていける。この映画で面白おかしく取り入れているネタは、スマホが私たちにしてくれることは何か、本当にこれは私たちが望む時間の過ごし方なのか、というちょっとした思い付きから生まれているの。」とプロデューサーのスザンヌ・トッドは言う。「スマホが僕たちを支配している。」ジョンは切り出した。「数年後には、AIが僕たちの生活を回しているだろう。スマホはクレジットカード番号やSNSなど、持ち主の個人情報を何でも把握している。持ち主が後ろめたい気持ちで見ている物事だって知っているんだ。」誰もが、スマホのせいで決まりの悪い思いをするかも知れないという恐怖を感じている。また、フィルが新しいスマホを入手した映画の冒頭のシーンのように、私たちは何のためらいもなくユーザー同意書のページへと進んでしまう。スコットがこう付け加える。「スマホは、持ち主の予定、電話した相手、財政状況、注文した料理などをトレースし続けている。スマホを他人に手渡すなんて危険すぎる。その人が攻撃的になるかも知れない。まるで株の大暴落が起こるみたいにね。」

#ヴェネチア国際映画祭最優秀女優賞受賞 『ピーターラビット』シリーズヒロインの名女優が 下ネタ全開の恋するスマホにキャスティング! 童貞上司役にはマイケル・ペーニャ!
『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(11)をはじめ、数々のコメディ作品に出演しているローズ・バーンにとって、ジェクシーの声の収録には特別な難問があった。ローズが語る。「実際のAIの声は、文章を読む人の音声を録音し、それを優れたソフトウェアに入れて合成してる。全てコンピューターがしている作業だから、人間が完全に再現することはできないの。私がセリフの収録を終えた後、特別な音響チームが収録した私の声を微調整して、ジェクシーのユーモアとキャラクターがばっちり伝わる理想的な声を作り上げたの。みんなが必死でこの絶妙なバランスを求めていたわ。ジェクシーの声に信憑性がなければ、この映画は成り立たないから。」ジェクシーを演じることは、共演者のいないスタジオでレコーディングするということだったが、ローズはその経験を大いに楽しんだ。「気配りや分別をまったく無視したキャラクターを演じるのは、信じられないぐらい楽しかった。どんどんエスカレートさせてコメディを仕掛けていくのも楽しかったわ。抑揚のない声でだんだん感情的になっていくの。人間のように強烈なことを言うときは、もうおかしくて、度々ブースの中でエンジニアたちと一緒に大笑いしたわ。」マイケル・ペーニャの演技について、「素晴らしかった!撮影第1週目に彼の出演シーンを撮ったのだが、そのとき彼は旋風のようなエネルギーを纏って来た。キャスト全員がいい意味で『おお神よ!』という気持ちになった。彼がパワー全開でやって来たら、僕たちも彼につられて元気になるんだ。」とジョンは回想する。「とても愉快で多才な人だ。」とスコットが加えて言う。マイケルは、演じた上司のカイが怒りっぽい技術屋であるとは認めているが、幾分行き詰っている男とも見ている。「ミレニアル世代の後半に属していて、年齢は35歳よりも上だ。いわゆる中年の行き詰まりを感じている。あとちょっとでカッコいい男になれるのだが、上司という役割がある。自分の仕事が嫌いで、自分が部下に向かって叫んでいる事は、自分が上司から言われている事と同じ内容なんだ。あまり演じることがないキャラクターだったから、この怒れる男を演じるのは楽しかったよ。」
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ジェクシ―! スマホを変えただけなのに 劇場一覧
JEXI
2019 / アメリカ・カナダ / 84分 / 日本公開:2020年8月14日 / ©2019 CBS Films Inc. All Rights Reserved.
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